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特集
ながもち


第8号では、第1回あさよむ携帯文学賞で佳作を受賞された
松村比呂美さんにインタビューをしました。
現在、ハワイ在住の松村さん。
そんな彼女の素顔をちょっとだけ覗いてみましょう。
          

   松村比呂美 (マツムラ ヒロミ)

  1956年福岡県生まれ。獅子座、B型。
  夫が転勤族のため、あちこちを転々とする生活。
  現在ハワイ在住。
  小説のコンテストにはたびたび応募。
  「あさよむ携帯文学賞」同様、佳作が多く、
  自分で「佳作の女」と呼んでいる。
     
ヤシの木



  (編集部 以下:編)早速ですが、あさよむ携帯文学賞で佳作を受賞された松村さんにインタビュー
                           したいと思います。


  (編)「あさよむ携帯文学賞」は今回が第1回だったわけですが、なぜこの賞に応募しようと思われ
        たのですか?
  (松村 以下:松)携帯電話に毎朝配信されるという新しい形式に興味を持ちました。

  (編)受賞が決まった時は、どんなお気持ちでしたか。
  (松)時差の関係もあり、メールでお知らせをいただいたのですが、やった!と思いました。
        同時に、また佳作かぁ、とも思いました。(笑)

  (編)今までにも、小説系の賞にはよく応募されていたのですか?
  (松)いろいろな賞に応募しました。最終候補に選ばれると、選評を頂けますし、入賞すると、選考
        委員の先生方にお目にかかるチャンスもありますので励みになります。
        これまで、「そして文学賞」「九州さが大衆文学賞(現、笹沢佐保賞)」「フェリシモ文学賞」
        「コバルト短編小説新人賞」他、いくつかの賞の大賞や佳作をいただきました。
        「オール讀物推理小説新人賞」と「北日本文学賞」は、最終候補に残りましたが、受賞は逃
        しています。

  (編)今回佳作となった『ながもち』は、どのくらいの期間で書かれたのでしょうか。
  (松)ピリオドを打つまでが一週間くらいで、それから推敲に時間をかけ、ひと月ほどで
        仕上げました。

  (編)この話を思いついたきっかけなどありましたら教えてください。
  (松)いつも、一場面が頭に浮かんで、そこから話を広げていくことが多いのですが、『ながもち』
        はひいばあの手の動きが浮かびました。

  (編)小説を書き始めたのはいつ頃からですか。
  (松)子供の頃から物語を作っていたようです。久しぶりに会った中学時代の友人に、学校で何度
        か読まされたことがある、と言われて驚きました。

  (編)当時から、小説家になりたいという思いはありましたか。
  (松)その頃は、プロになりたいという意識はなかったと思います。でも、物語を作るのが好きで、
        マンガもよく描いていました。マンガを友達に見せていたのは覚えているのですが、小説ま
        で読んでもらっていたことは忘れていました。小説もマンガも読まされていた友人は
        いい迷惑だったでしょう。(笑)
        その頃影響を受けたのは、小説ではなく、楳図かずおさんの怖いマンガですね。

  (編)最近は、どんな作家さんの作品を読まれますか?
  (松)宮部みゆきさん、篠田節子さん、新津きよみさんなどの小説が好きです。

  (編)特におすすめの一冊はなんでしょうか。
  (松)新津きよみさんの『彼女たちの事情』(光文社文庫)という短編集をおすすめします。
        ラストで、ひやり、どきり、にんまり、しんみり、とさせられる17個の女性の物語です。
        今、もっとも影響を受けている作家です。

  (編)いま、興味のあることについて教えてください。
  (松)最近、元気が出るからと、トルマリンのネックレスをプレゼントしてもらったので、パワーストー
        ンについて調べています。

  (編)トルマリン効果のほどはいかがでしょうか。普段、元気の出ない時や落ち込んだ時、
       松村さんはどのようにして過ごされますか?

  (松)パワーストーンを題材にした小説を書いているところですので、効果のほどは内緒にして
        おきます。
        最近、楽天家になりつつありますが、落ち込んだ時は、チョコレートを大量に食べています。
        それでも元気が出ない時は、やはり日本の友達に電話してしまいますね。

  (編)今後はどんな作品を書いていきたいですか。
  (松)日常に潜んでいる恐怖が書けたらな、と思っています。ラストでストンと落ちる短編が好きな
        のですが、今後は長編も書いていきたいです。

  (編)どうもありがとうございました。
        松村比呂美さんの『ながもち』は、あさよむで好評連載中です。


(C)Jorudan