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[作家] 田口かおり さんのメッセージ
プロフィール
田口 かおり(タグチ カオリ)

1981年生まれ、東京都出身。国際基督教大学教養学部人文科学科卒。
アンソロジー『21世紀の〈ものがたり〉』(岩波書店)、Webコラムなどで小説及びエッセイを執筆。
2005年6月、詩集『眠りロボット』(新風舎)を刊行。

■ ケータイ版 【読書の時間】 作品一覧
■ ブログ 「記憶の小骨」

▼2009/4/6
新しい小説を書いています。今回は、自分と同年代の女性が主に動く小説なのですが、はっきりいって書きづらいです。
そもそも、編集の絹子さんと日本酒を飲みながら話をしていた時に、絹子さんが「田口さんは同世代の女性を書かないですよねえ」とおっしゃったのがきっかけだったんです。
どうして自分は今までそういう設定のものを書こうと思わなかったのかな?と考えてみたら、単純にただ避けていたことに気づきました。自分と同じくらいの年齢の女性を書けば、どうしても自分自身にまなざしがむいてきます。ふっと鏡の中の自分と目があった時のような嫌な気持ちになることが多い予感がして、ほかの年代へ、あるいは同世代でも異性へ、と逃げ回っていました。
書くことと自分自身であることとの上手な距離をいまだにはかりかねていますが、今回はそこから逃げずに、一段深く、自分にもストーリーにも潜っていければと思っています。

▼2009/3/16
お久しぶりです、お元気ですか?甘い春のかおりがほんのり漂う季節になりました。私は元気にしています。2008年はひたすら前のめりにつっぱしっていましたが、2009年はもう少し大人っぽい余裕をもって、淡々+にこにこ、という感じで生きていけたらいいなあと目標をたてています。これは抽象的な目標のほうで、つまり、達成できなくても本人にしかわからないというか、曲解しやすいほう。具体的な目標は、(1)ふかふかの出し巻き卵をいつでも作れるようになる(2)髪の毛を輪ゴムでしばらない(3)ビタミンBを積極的にとっていく、などです。

4月から京都に住みます。銀閣寺のそば、哲学の道ぞいに、ドーム天井で白壁の、信じられないほど狭いけれど、泣きたくなるほど見晴らしの良いマンションを借りました。お風呂の狭さときたら、浴槽に入るとほとんど屈葬ですが、なにはともあれ楽しみです。

▼2008/7/22
最近、カズオ・イシグロさんの本をよく読み返しています。私が一番最初に読んだ彼の著作は"わたしたちが孤児だったころ"で、小説自体の骨組みはごつごつと男の人らしいのに、透明感のある流れ方をする美しい文体だな、と思ったのを覚えています。
一番多く読み返すのは"日の名残り"で、これは設定も、登場人物も、すべてが好きです。ふとした場面での仕草や表情が気になる、という、心が糸でひかれるような瞬間をこの小説にはたくさん貰いました。こうなるともう好きになった人や友人同然で、しょっちゅう「ミスター・スティーブンスは元気だろうか?」と恋しがっていました。
私には現実を生きる人間と小説の中の人間を混同してしまう癖があって、年賀状を書くにあたって宛名のリストを作る時やなんかに「あれ、この人、どこで知り合ったんだっけ?」と首をひねり、最終的に小説の登場人物だったりすることがよくあります。これはちょっと気持ち悪いですが。

▼2008/7/14
暑いので、週末は家にこもって映画を見たり本を読んだりしています。
私の住む部屋に以前住んでいた人が膨大なDVDコレクションを置いていったので、それをかたっぱしから見ているのですが、タランティーノトリュフォーが中でも特に充実しているので、今まで見たことのなかった作品を見ては結構好きになったり、なんじゃこりゃと思ったり1人で百面相をしています。
昨日は"the story of Adele H"というトリュフォーの映画を見ました。ある愛の物語、と副題がついていたので、そうかそうか愛の物語なのか、と思いながら見たら全然愛の物語じゃありませんでした。気のふれたストーカーの話でした。ヴィクトル・ユーゴーの次女を主人公に展開する実話だそうで、ユーゴーは手紙の送り主としてしか出てこないのですが、私は実際には映画には出てこないユーゴーに心の底から同情してしまいました。親って大変ですね。これこそが"ああ無情"だ、というのが私の率直な感想です。

▼2008/5/7
お元気ですか?昨日、サフランとレモンで煮込んだ鶏肉の料理を食べました。サフランの黄色が、別添えの真っ赤なお米のリゾットとよくあって、とても綺麗でした。
色のついた食べ物は好きです、あと形が美しい食べ物も。トマトの形はすごく無邪気な感じがするし、キャベツは油とうっすらからむと、とても誠実で知的な色の野菜になります。お米の、つやっとしているのにちょっと濁った白も好きです。
小さな頃、私はおでんが大嫌いで、夕食におでんが出ると泣きだして、よく母親を困らせていました。それというのも、全部が全部、もやもやと茶色いので気持ち悪かった、という、色の問題で、味については何の興味もなかったのです。
子供がよく嫌う緑黄色野菜は大好きでした。にんじんのオレンジも、ピーマンの緑も、きれいきれい、と思いながらいくらでも食べていました。
今は茶色い料理も好きですけれど、やっぱり明るい色の料理を見ると幸せな気持ちになります。

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